ちょこっとしたタイルの話です。
最近、タイルを見ますか?正直なところ、自宅ではほとんどタイルは使われてないと思います。
昔は、家の台所周り、トイレ、お風呂とタイルはたくさん使われていたと思います。
大理石のような大判のタイルなら、台所周りだけは使われているのかなとは思われますが、トイレは壁紙、お風呂は
ユニットバスで、タイルの風景はなくなってきているのではないかと思います。銭湯では、タイルは今でも、
良く見られますね。私は、昭和レトロな雰囲気でとてもリラックスできます。
ところで、タイルには、2種類のタイルがあります。
陶器質タイルと陶磁器タイル(セラミックスタイル)
どこが違うのと言われれば、焼く温度が違うことです。陶器質タイルは約800度くらい、陶磁器タイルは
約1,100度以上で製造しています。
特性としては、陶器質タイルは、気泡が沢山あり、軽いタイルです。
陶磁器タイルは、気泡がなく、重いタイルです。
陶器質タイルは、普通、屋内で使われます。
セラミックスタイルは、屋外で使われます。
気泡が多い、陶器質タイルは、水が染み込みやすく、冬場で温度差がある場所では、
水分を含み気温が上がれば、割れてしまいます。ですので、屋外では、陶磁器タイル
を使います。
どう見分けるのか?
表面を見ただけではわかりせん。裏面を見たと時に、白色ではなく、茶褐色なら、
陶器質タイルで間違いないです。ただ、陶器質タイルでも、白いタイルはあります。
その場合、裏面に水をかけてください。タイルに水が染み込めば、陶器質のタイルです。
水をはじけば、陶磁器タイルです。
陶器質タイルの表面に水をかけたタイル画です。
水が染み込んでいるのが見えると思います。
陶磁器タイルの表面に水をかけたタイル画です。
水をはじいているのが見えていると思います。
屋外でタイルを使いたい場合は、陶磁器(セラミックス)タイルを使った方が良いと思われます。
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